社員旅行🇰🇷
韓国に行って感じた、日本の現状と悔しさ。
皆さん、こんにちは。
昨夜、社員旅行先の韓国から帰ってきました。
不在中にご迷惑を
お掛けした方々申し訳ありませんでした。
いや、それにしても韓国の経済成長はすごいわ。
もちろん、今回の旅行で見たものだけで韓国の経済全体を語れるわけではないし、僕の感じたことがすべて正しいとも思っていない。
ただ、とにかく圧倒的にスピード感がすごかった。
2.3年前と比べても円の価値は下がり、今回の旅行でも、以前のように韓国で買い物をお得に楽しむという感覚は、もはや薄れてしまった。
日本円の1万円を韓国ウォンに換えても、以前のようなお得感は全くない。
為替だけの問題ではないけど、こういうところからも日本の立ち位置が変わってきていることを実感する。
僕は中国には行ったことがないけど、中国もものすごいスピードで成長していると言われている。
韓国も中国も、国や分野によって事情は違うけど、少なくとも今回の韓国旅行では、日本が置いていかれているような感覚を覚えた。
正直、複雑な気持ちやった。
ただ、街を歩いていると、また違う一面も見えてきた。
大きくて綺麗なビルが立ち並んでいる一方で、数十メートル先の道路はきちんと補修されていなかったり、路地裏にはゴミが散乱していたりする。
ソウル駅の大型ショッピングモールでも、店舗案内の表記に誤りがあるのに、そのままになっているところがあった。
日本人の感覚からすると、
「いやいや、そこはちゃんと直そうや……」
と思ってしまう(笑)。
日本なら、時間もお金もかけて、細かいところまで整えていくのかもしれない。
もちろん、日本にも汚い場所はあるし、韓国にも丁寧に管理されている場所はたくさんある。
だから、単純にどちらが優れているという話ではない。
ただ、僕が今回感じたのは、韓国は細部を完璧に整えることよりも、まず前に進むことを優先しているように見えた、ということ。
規則正しく、丁寧に、失敗がないように進める。
それも大切なことやと思う。
でも、そればかりを重視していると、気づかないうちに成長するスピードそのものが落ちてしまうのかもしれない。
もちろん、スピードを優先すれば、取り残される人も出てくるし、雑になる部分も出てくる。
何事にも光と影がある。
ただ、今回の旅行で、僕はこのスピード感について考えさせられた。
現地で話をした方がいる。
過去に日本の国立大学を卒業し、日本で就職まで経験した韓国の人だ。
その方から、
「日本の人のスピード感で韓国に住んだら、ついていけないと思うよ」ということを言われた。
それくらい、日常のスピード感が違うらしい。
そして、驚いたのがデジタル化。
韓国ではキャッシュレス決済が広く普及していて、スマホひとつで完結できることが多い。
家賃の支払いや食事代はもちろん、行政手続きについてもオンラインで対応できるものが多く、わざわざ窓口に行かなくても済む場面があるという。
もちろん、韓国でもすべての手続きがオンラインで完結するわけではない。
それでも、行政サービスを含めて、生活の中にデジタルが当たり前に入り込んでいることは印象的だった。
一方、日本はどうだろう。
いまだに役所で何時間も待たされることがある。
書類を書いて、窓口に並んで、別の窓口に案内されて、また待つ。
これって、誰にとっても時間の無駄やと思う。
もちろん、行政には本人確認や公平性など、簡単には省けない手続きもある。
でも、テクノロジーを使えば改善できることまで、今までのやり方を続けているとしたら、それは問題やと思う。
人が本来やるべき仕事に時間を使えず、手続きや確認作業に時間を取られる。
これで生産性が上がるわけがない。
これは国だけの話ではなく、企業にも同じことが言える。
僕たち経営者も、今までのやり方を守ることに必死になりすぎていないか。
本当は変えられることなのに、変えるのが面倒だから、そのままにしていないか。
今まで問題がなかったから、という理由だけで、これからも同じやり方を続けていないか。
僕自身も、改めて考えさせられた。
そして、もうひとつ。
僕は、急成長によって取り残される人がいることも忘れてはいけないと思う。
便利になればなるほど、デジタルについていけない人も出てくる。
効率化が進めば、これまで必要だった仕事がなくなることもある。
そういう人たちをどう支えていくか。
そこは国や社会が考えていかなければいけないことやと思う。
ただ、企業には企業の使命がある。
少しでも社会を便利にすること。
これまで当たり前だった不便をなくすこと。
そして、より強い社会をつくること。
そのために、企業は立ち止まらず、挑戦し続けなければいけない。
僕は、そんなことを改めて感じた。
もちろん、韓国のスピード感が正義で、日本が悪だと言いたいわけではない。
日本には、日本の良さがある。
礼儀正しさ、丁寧さ、正確さ、相手を思いやる文化。
これらは、日本が大切にしてきた素晴らしい強みだ。
だったら、その良さを残したまま、成長するスピードを上げればいい。
丁寧だから遅い。
慎重だから進めない。
失敗したくないから挑戦しない。
そんな下らない考え方は日本には必要はない。
日本の良さを守ることと、変わらないことは違う。
ここは、絶対に勘違いしてはいけないと思う。
そして、企業が成長しようとするときに、必要以上の規制や複雑な手続きが足かせになっているのであれば、そこも見直していかなければいけない。
もちろん、規制には国民を守るために必要なものもある。
何でもなくせばいいという話ではない。
大切なのは、本当に必要なものと、時代に合わなくなっているものを見極めること。
企業が挑戦しやすく、成長しやすい環境をつくることも、国の大切な役割やと思う。
ちなみに、日本では街中の至るところで韓国のスターやアイドルのポスターを見かける。
でも、今回の韓国旅行では、日本のスターやアーティストのポスターを一度も見かけなかった。
たまたまかもしれない。
3泊しただけで、韓国に日本のエンタメが浸透していないと決めつけるつもりもない。
ただ、こういうところにも、日本と韓国の文化の発信力の違いを考えるきっかけがあった。
日本には、世界に誇れる文化も、技術も、人材も、まだまだたくさんあるはず。
それなのに、なぜもっと世界に発信できないのか。
なぜ、もっと成長できないのか。
考えれば考えるほど、もどかしい。
そして、最近よく思うことがある。
他国の良い文化や思想を、十分に理解しないまま思想を押し付けようとする左寄りの人もいれば、反対に、何でも批判して、揚げ足を取って、結果的に国の成長を妨げてしまう右寄りの人もいる。
そして、右とか左とかそういう話になり、途端に議論が進まなくなる。
でも、本当に大切なのは、どちらの立場にいるかではないと思う。
良いものは良い。
悪いものは悪い。
日本にとって必要なものは取り入れるし、合わないものは取り入れなければいい。
それだけの話やと思う。
何でも賛成する必要もないし、何でも反対する必要もない。
それぞれの意見を聞いて、事実を見て、是々非々で判断する。
そうやって、より良いものを選んでいけばいい。
いつまでも誰かを批判しているだけでは、何も変わらない。
そんなことをしている時間が、本当にもったいない。
愛国心というのは、今の日本のやり方を守り続けることでも、他国の成長を妬むことでもないと思う。
日本をもっと良い国にするために、何が必要なのかを考え、行動すること。
僕は、それこそが大切なんじゃないかと思う。
今回の韓国旅行は、楽しかった。
でも、それ以上に、いろいろなことを考えさせられる旅行でもあった。
そして、何よりも悔しかった。
日本には、まだまだやれることがあるはず。
企業にも、個人にも、もっとできることがあるはず。
国が変わるのを待つだけではなく、まずは自分たちが変わること。
僕たち株式会社aunも、医療福祉業界に関わる企業として、今までの当たり前にとらわれず、もっとできることを考えていきたい。
働く人たちが、もっと笑顔で働けるように。
業界が、もっと良くなるように。
そして、会社としても、もっと成長できるように。
今回感じた悔しさを、ただの感想で終わらせるのではなく、自分たちの行動につなげていきたいと思う。
まぁ、この悔しさを学べただけでも、韓国に行った意味はあったかな。
……ちなみに、カジノでもバカほど負けて、めちゃくちゃ悔しかったけど(笑)。
それも含めて、忘れられない社員旅行になりました!
今日は、この辺で。
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