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2021.07.13 社長ブログ

夢と知性で世界は救える?!

以前、ある映画でこんな台詞がありました。

「夢と知性で世界は救えるか?」

主人公の男は大きく頷き、

ハッキリと「 あぁ 」と答えた。

とても、かっこよかった。

映画自体は面白くなかったが、

主人公の力強い返事はかっこよかった。

同時に、その時、

不思議と昔の自分を思い出した。

それは、まだ、起業する前の20代中頃。

「根拠のない自信は、ただの勘違いだ」

そう、毎日毎日、自分に言い聞かしていた。

当然、親しい人間にもお前が会社を

作ったって上手くいかない、と何度も言われた。

人から何か嫌味や否定されることは

腹は立つが、それで止まられる性格でもないし、

小蝿がうるさい、、、くらいに思っていた。

やはり、僕の一番の敵は僕自身だった。

僕には無理だ。

普通に生きるべきだ。

そう、言い聞かして生きてきたからだ。

飽き性な僕には無理だ。

お金も人脈もない僕には無理だ。

直ぐに切れてしまう僕には無理だ。

まともな高校すら行っていない僕には無理だ。

そう、何万回も自分に言い聞かせていた。

ただ、その反面、

幼い頃から、自分には特別な才能がある

と、信じて疑わずに生きてきたのも事実だ。

自信と否定を繰り返す混沌した日々だった。

ある意味、これまでの人生で、

この時期が一番辛かったかもしれない。。。

自分を信じて、

自分を否定して、

“才能”と”計算”のみを信じ抜いた。

100mを9秒台で走れれば根拠となる。

150キロの球が投げれれば根拠となる。

明確な根拠と揺るがない数字が必要だ。

しかし、経営者の才能とはそういう類ではない。

未来で、結果で、見せ続けることしかできない。

だから、自信が無かった訳ではない。

決して臆病風に吹かれていた訳でもない。

冷静に自分を見つめる材料が足りなかった。

成功するために、

徹底的に自分の才能と計算を否定した。

そこからしか何も始まらないと思ったからだ。

「夢と知性で世界は救えるか?」

絶対に救える!!

それさえあれば、絶対に社会は良くなる!!!

僕は今も自分の才能と計算を信じています。

明日からも頑張ります。

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