Media
メディア

2022.05.07 社長ブログ

「問題発言」

先日、

プロゲーマーが差別的発言をした、と

所属チーム(スポンサー?)を解雇された。

数ヶ月前にも

他の女性プロゲーマーも同様に

差別的発言をして所属先との契約を解除された。

大前提として、

彼らを擁護をするつもりはない!!

ただ、

ゲームのような仮想空間においては、

時に言ってはいけない言葉を吐いてしまったり、

ふと、思ってもいないことを口にしてしまうことがある。

人やゾンビを殺してポイントを競ったり、

対戦相手を陥れたり、騙して競い合ったり、

仮想空間内では乱暴な言葉が出やすい空間となる。

もちろん、

差別発言が許されることは決してないが、

興奮状態中の発言であったのは間違いない!

彼らは通信対戦中に、

あらゆる人から挑発的な言葉を発せられるらしい。

自分に置き換えてみたらどうだ?

もし、僕が興奮状態の中で

悪意ある挑発などをされたら、

きっと、相手を全力で傷付け返してしまう。

僕は人間が出来ていないw

だからといって、

差別的な言葉を選び、罵倒することはしないが。

吉野家の常務の問題発言と一緒で、

インパクトのある言葉を使い人の目を惹き

心を掴もうとする営業手法は多く使われる。

炎上系とか言われる人たちは基本的に全員そうだ。

常務本人が薬をやっている訳ではなく、

エッジの効いた言葉を手段として選んだのだろう。

言葉選びのセンスがないだけで、

一度の失言で上場企業の役員を降ろされるのは

あまりにも酷ではないか、、、と思う。

今回は他に被害者と呼ばれる人はいないだろう。

何十年も懸けて掴み取ったポストなはず・・・

所詮、そこまでの人だったと片付けるのは簡単だ。

それであれば、

覚醒剤を使用したのに芸能界に戻るタレント、

児童に性的な悪戯をしたのに現場に戻れる教師、

どれだけ不合理な社会なんだと本気で思う。

野次は相手にしなければよい?

プロとして自覚が足りないから反論する?

思ってもいないことを口にする訳がないからクビ?

そんなに皆は清廉潔白なのか?

過去にもスネに傷はないのか?

それに、彼らが

差別的な意思を持った上での

発言だったのかも疑問でもある。

何度も言うが、

彼らを擁護をするつもりはない。

でも、未熟な心から反射的に出た

言葉を狩って攻め立てても意味はない。

それよりも

優秀な経営者やゲーマーであれば、

解雇や契約打ち切りよりも猛省させて

セカンドチャンスを与える方が国のためになる。

少なくとも、

児童に性的な害を与えた変態教師に

セカンドチャンスを与えるよりは国の為になる。

僕は滅多にやらないが、

「グランド・セフト・オート」

という、ゲームをたまにすることがある。

このゲームでは、

色々な人間からの依頼で

人を殺したり、強盗をしたりする。

立派なマフィアのボスになるためにだw

そのゲームをしている時、

「死ね、ハゲ」「そこどけ、ジジー」

ジープで人を轢いてケラケラ笑いながら、

汚い言葉を多用して気持ちを昂らせて楽しむ。

そんなゲームが世界中で大ヒットしている。

やはり、

ゲームの中では過激な言葉をつかう。

その時の僕の言葉には全く悪意の心はない。

格闘家であれば、

リング上で殴り合っている瞬間だ。

試合終了になるまでは興奮状態ということだ。

だから、発言を活字のみで見ず、

自分を昂らせるための発言なのか?

特定の人を傷付けるための発言なのか?

クビにするならそこは見極めるべきでだと考える。

皆はどう思いますか?

差別は絶対に許してはいけないが、

その中身を見極めないと人ひとりの

社会生活が最も簡単に奪われてしまうことになる。

これ以上、窮屈な社会にはしたくない。

「過去ブログ」