ジャニーズ
連日、報道されている
ジャニー喜多川氏の性加害報道について、
自分なりの考えや想いを書いてみることにした。
ただ、僕は当事者でもなければ、
本件詳細を正確に把握している訳でもない。
だからこそ、
今、騒がれている報道が事実だったと
仮定した上で、意見を書き綴ることしか
できないけど、よかったら読んでもらいたい。
まず、この手の話になると、
ジャニー喜多川氏の功績を讃えながら
記事を書く人が多いが僕には全く理解できない。
報道に出ていることが事実であれば、
ジャニー喜多川氏は、ただの性犯罪者でしかない。
功績や地位や名誉など関係なく、
ひとりの加害者として民事と刑事の
両方で責任を負うべきだ。
死んだからといって無かったことにはならない。
ジャニー喜多川氏は、
数々の栄光と財を受け取ったまま死去した。
一方、被害者は、
今もPTSDに苦しみながら生きている。
もしかしたら、
ある記事で見たように
芸能界で売り出してもらうため、
自ら身体を差し出した子もいるのかもしれない。
それであったとしても
未成年に対して手を出すのは許されない行為だ！
原則、子どもに正常な判断は出来ない。
子どもは法と大人から守られるべき存在だからだ。
言い換えると、
大人同士が利害関係から双方合意の上、
性を売り買いするのは勝手にすればよい、
と、言うのが僕の考えだ。
まぁ、人によっては、
それも否定する人もいるが、
少なくとも強制でない限りは僕は関心持てない。
少し、逸れてしまったが、
あるジャニーズのタレントな
ジャニーズ事務所という名前を変えた方がよい？
そんな話をテレビで語っていたが、
これは、揚げ足取りとかではなく、
とんでもなく、論点が大きくズレている。
そもそも、一般企業であれば、
疑惑の人物が長くトップに君臨していた以上、
まずは、全ての事実確認が取れるまで営業停止だ。
「苦しむ人もいるから社名変更も検討する」
そんな低次元の問題ではない。
そもそも、ジャニーズ事務所が存続していいのか？
そこが論点だ。
社名を変えて、
お茶を濁すような解決策では済まされない。
正直、危機感が無さ過ぎるのではないかな？
もちろん、
そのタレントは
そんな考えではないだろうが、
経営陣は論点がズレた内容をテレビで発言させず、
また、タレントの発言に責任を負わさず、
早急に事実を詳らかにした上、
被害者へ償いと賠償の話をすべきだ。
その後、経営経営から一切離れるべきだ。
会社にはそれくらいの責任がある。
同族経営であれば尚更そうすべきだろう。
また、
エンターテイメントの世界で
長く活躍している会社だからこそ、
メディアも社会ももっと強く叩かないといけない。
この事件を
「死人に口なし」で終わらせないために！！
ジミー・サビルもそうだが、
※イギリスの有名テレビ司会者
最初は、メディアにも守られていたが、
被害者の声が上がったことから状況は一変し、
真実の追求とジミーサビルへの制裁が求められた。
この国は、子どもへの性犯罪は
絶対に許さないという法整備と報道が必要だ。
しっかり法整備と健全な報道がされないと
子どもたちの安全を守ることなど不可能だからだ。
報道といえば、以前、
ある団地で子どもへ連続性的暴行事件が起きた。
未成年への暴行事件ということから、
被害者の匿名性が担保されたことで、
住人たちは、まさか、自分の住む団地内で
そんな事件が起きているとは考えもしなかった。
その結果、
その後も犯人は同じ団地の子どもを狙い
何人もの子どもたちに対して暴行事件を犯した。
最終的に待っていた地獄は、
ある子どもが暴行犯から逃げようとして、
犯人はその子を殺害する最悪な事件にも繋がった。
この事件、
最初の暴行事件で必要な報道がされていれば、
二件目以降の事件は防げた可能性もあっただろう。
被害者の人権を守る為に詳細が伏せられて、
地域住人が警戒をしない結果から悲劇が続いた。
そんな危機感のない報道に意味はあるのか？
だから、
今回の問題も2002年の東京高裁の判決で
ジャニー喜多川氏が性的虐待した、と
認められている事実をメディアが報道していれば
少なくともその後の子ども達は守られたはずだ。
親もジャニーズ事務所に預けなかったはずだ。
多少のお金が動く位の忖度であれば、
どの業界でもあるから何も思わないが、
国にとっても大切な子ども達を守るという
大義すらテレビ局は全うしなかった罪は大きい。
NHKくらいは報道すべきだし、
国営放送の存在意義って何だろう、、、、思う。
また、刑事事件としても同性であっても
強制性行罪に該当すると法整備が為されていたら
確実にジャニー喜多川氏を逮捕できていた事件だ。
当時の強姦罪は、
同性への性的暴行は対象となっていなかった。
つまり、刑事事件として逮捕出来なかったのだ。
残念だが、
ジャニー喜多川氏の犯罪は、
法律やマスコミが許容したことになった。
ちなみに、
ジャニー喜多川氏は、
ジャニーズ事務所設立前に
少年野球チームを設立していたらしい。
今だからこそ、
勝手な連想ができるのだが、
当時から少年との接点を持とうとしていたんだな。
そう、連想してしまう。
どこまでが本当かは分からないが、
今回、立ち上がった人たちや過去の告発本が
全て事実であれば、被害者の数は相当数なはずだ。
また、ある人の告発だと、
基本的にはデビューしている全ての
ジャニーズタレントは性交渉されている、と。
デビューせずに辞めていった
子どもたちも含めるととんでもない数だ。
戦後最大の連続性的暴行犯なのだろうな。
どれだけ優れた人間であろうが、
功績は一切関係ないし、許されてはいけないし、
変態は変態でしかない。
ちなみに、
もし、告発や報道が虚偽であれば、
徹底的に虚偽告発者に社会的制裁を与えるべきだ。
亡くなって自分で反論出来ない人間の
名誉は何が何でも回復させなければならない。
ただ、過去の東京高裁の判決を見る限り、
ジャニーズ事務所は役員退任や解散すべきだと
僕は考えてしまう。
もし、僕が被害者なら
ジャニーズ事務所が存続するだけで
これから生きる気持ちが失せると思うからだ。
子どもへの性犯罪がなくすために
これからも社会は厳しく追求していくべきだ。
今日はこの辺で。
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