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2021.05.25 社長ブログ

Give & Give

give&takeは古い。

“与えて受け取る”

資本主義社会で生きる

我々からすると至極当然のことだ。

しかし、

この令和の時代においては、

その思考で生きていくのは難しいだろう。

家族や国を豊かにする”昭和”の精神は、

発展を繰り返しながら”平成”へと時を刻んだ。

平成で掴んだ繁栄は、

貧富の格差と行動の自由を同時に掴んだ。

“令和”の時代が始まり、

個人の知性と行動変化が求められる時代へ。

マイノリティの取りこぼしのない平和な社会へ?!

「Give & Take」から「Give & Give」へ。

ビジネスも人間関係も変わらないといけない!!

「Give & Give」

“与えて与える”

別に、見返りを求めず、

奉仕をし続けることを指している言葉ではない。

他者に与え続けることで、

自身が空っぽになるなんてこともない!!

与え続けた先にある”モノ”がなにか?

それが、重要だ!

人は他者から何かしらの施しを受けた場合、

お返しをしたくなるという心理状態に駆られる。

これは、人が本能的に持っているものだ。

心理学用語では「返報性の原理」と呼ばれている。

親切をされた人は、

「受けた恩に報いたい」と思い、

それ以上の親切を返そうと心がけるのだという。

例えば、

コンビニでトイレを借りた後、

何か購入することで恩返ししたい、、、、

高齢者が介護施設で良いサービスを

提供されたからには自分も笑顔を返したい。

と、いう思考になるのだ。

ここでのポイントは、

この「返報性の原理」は、

Give&Giveの人にしか働かないということ。

Give&Takeの人には、

働かないか、あるいは働いても

その効果は小さなものとなるのだ。

考えてもみてほしい。

Give&Takeの思考で近寄ってくる人には、

感謝の度合いが低くなるのは当然のこと。

この人は、

見返りを求めているから

自分に優しくしてくれているのだろう。。。

その損得感情が垣間見えた時、

感謝の気持ちは半減しないだろうか?

よって・・・

より強い繋がりや見返りを求める為には、

“与えて与える”という思考で他者と接して、

“与え続けられている”という

状況を作り出した方が結果的には

良い関係も築けるし、大きな利益も出るのだ。

優秀な営業は、本能的に与え続けている。

そして、それに見合う対価も受け取っている。

逆に、無能な営業は未だに見返りばかり求める。

結果、人や社会に腹を立ててばかりいる。

ビジネスの世界で、

尽くした結果がお金や形になると

考えている待ち姿勢の時点で救えない思考だ。

他者に期待している暇があるなら、

自身なら何をしてあげられるのか考えるべきだ。

きっと、

その方が幸せな未来が創り出せる。

僕は、そう考える。

まぁ、知らんけど。。。

最後に、関西人っぽい言葉を残してみました。笑

では、この辺で。

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