Give & Give
give&takeは古い。
“与えて受け取る”
資本主義社会で生きる
我々からすると至極当然のことだ。
しかし、
この令和の時代においては、
その思考で生きていくのは難しいだろう。
家族や国を豊かにする”昭和”の精神は、
発展を繰り返しながら”平成”へと時を刻んだ。
平成で掴んだ繁栄は、
貧富の格差と行動の自由を同時に掴んだ。
“令和”の時代が始まり、
個人の知性と行動変化が求められる時代へ。
マイノリティの取りこぼしのない平和な社会へ?!
「Give & Take」から「Give & Give」へ。
ビジネスも人間関係も変わらないといけない!!
「Give & Give」
“与えて与える”
別に、見返りを求めず、
奉仕をし続けることを指している言葉ではない。
他者に与え続けることで、
自身が空っぽになるなんてこともない!!
与え続けた先にある”モノ”がなにか?
それが、重要だ!
人は他者から何かしらの施しを受けた場合、
お返しをしたくなるという心理状態に駆られる。
これは、人が本能的に持っているものだ。
心理学用語では「返報性の原理」と呼ばれている。
親切をされた人は、
「受けた恩に報いたい」と思い、
それ以上の親切を返そうと心がけるのだという。
例えば、
コンビニでトイレを借りた後、
何か購入することで恩返ししたい、、、、
高齢者が介護施設で良いサービスを
提供されたからには自分も笑顔を返したい。
と、いう思考になるのだ。
ここでのポイントは、
この「返報性の原理」は、
Give&Giveの人にしか働かないということ。
Give&Takeの人には、
働かないか、あるいは働いても
その効果は小さなものとなるのだ。
考えてもみてほしい。
Give&Takeの思考で近寄ってくる人には、
感謝の度合いが低くなるのは当然のこと。
この人は、
見返りを求めているから
自分に優しくしてくれているのだろう。。。
その損得感情が垣間見えた時、
感謝の気持ちは半減しないだろうか?
よって・・・
より強い繋がりや見返りを求める為には、
“与えて与える”という思考で他者と接して、
“与え続けられている”という
状況を作り出した方が結果的には
良い関係も築けるし、大きな利益も出るのだ。
優秀な営業は、本能的に与え続けている。
そして、それに見合う対価も受け取っている。
逆に、無能な営業は未だに見返りばかり求める。
結果、人や社会に腹を立ててばかりいる。
ビジネスの世界で、
尽くした結果がお金や形になると
考えている待ち姿勢の時点で救えない思考だ。
他者に期待している暇があるなら、
自身なら何をしてあげられるのか考えるべきだ。
きっと、
その方が幸せな未来が創り出せる。
僕は、そう考える。
まぁ、知らんけど。。。
最後に、関西人っぽい言葉を残してみました。笑
では、この辺で。
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