『立場によって正義は変わる』
先日、ある医療従事者と話しました。
Go To(税金)を使って
旅行に行った人がコロナに感染したり、
させたりして患者さんが
増えているのを見ていると
全力で治療にあたっている
毎日が虚しくなると言っていた。
正に、、、正論だ!!
医療従事者の私たちは
毎日感染リスクとも戦っている。
コロナを理由に仲間が
病院を去っていくのは辛い。
私たちにも家族がいるし、
友人や親族や仕事仲間がいる。
なぜ、、、
遊んでいる人を助けないといけない?
プロとして口にしてはいけないことを
口にしているのは十分に理解しているし、
ネガティブな感情で言っている訳ではない。
心の底から、そう、思っているのだ。
大好きな仕事が嫌いになりつつあるらしい。
気持ちは”理解”できる。
僕は黙って話だけを聞いていました・・・
一方で。
飲食店・旅行業界の声もある。
実際に、
知人の飲食店オーナーも思うことがある。
感染予防さえしていれば
最小限の被害で済むと言える。
私たちにも家族がいるし、
従業員を守る大きな責任もある。
職業によって、
命の選別をすべきではない、と!!
また、
経済を回す重要性を
訴える評論家や政治家も多い。
この対立問題に
誰もが納得する正解はあるのだろうか?
新しい変異種の存在も明らかになり、
第3波以上の脅威も想定されている。
弁護士VS検察
警察VSヤクザ
白鬚海賊団VS海軍
こんな感じで勝った方が正義と
決めるのも無理がある以上は、
多角的な視点からの共存や
妥協が必要なのだろう。
そもそも、
命懸けの覚悟を持って、
旅行や外食をする人はいない。
もはや、
娯楽を求める人は、
リスクを理解した上で
行動しないといけない。
いや、そもそも、
GoToは事業者へのサービスであり、
旅行好きの人へのサービスではないのだ。
“覚悟のある者”同志の戦いは本当に難しい。
こんな状況が一年近く続いている。
正義が”何か”は分からないけど、
自分が”正義”だと思える言動を取るべきだ。
これからは、もっと覚悟を持って生きよう。
今回は、色々考えさせられた。
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